大阪港の検疫所で黄熱病の予防接種を打ってきた【体験記】
世界一周のために黄熱病の予防接種を打つことにしました。
私の場合、アフリカなどに行く予定は現段階ではなかったのですが、旅をしていてやっぱり行きたくなったりするかもしれないので、いざという時のために打てるものは日本で打っておこうと思い、黄熱病の予防接種を打つことにしました。
家の近くの小さな病院に問い合わせてみた(電話)
私は、滋賀県(大津市)に住んでいて、近くの小さな病院に電話して聞いてみると、この辺りでは大阪まで行かないと接種できないと思うと言われました。そして、また詳しく調べて連絡して下さるとのことでいったん電話を切りました。
そして折り返しの電話で、大阪では、関西空港か大阪港区、高槻の検疫所の3つで受けられると言われました。
その中で滋賀から一番近い高槻の検疫所の電話番号を教えてもらいました。
さっそく電話しました。
すると、電話はつながったのですが、高槻では黄熱の予防接種はもう行っていないとのことで、滋賀からだと大阪港まで行く必要があるとのことでした(2015年9月の段階)。
まぁ、それは仕方ないので、大阪港の検疫所で受けることに。
大阪港の検疫所での黄熱予防接種の予約を入れる
電話で予約ができました。大阪の検疫所では毎週木曜日に予約が可能でした。
予防接種を受ける日の1ヶ月前から予約が可能です(自分の場合は、予防接種を受けたいと思っている日の1カ月半くらい前に電話をしてしまったので、まだ受け付けてないと言われましたw 後日また電話をして簡単に予約を入れることができました)。
予防接種の当日までに準備するもの
☑ 収入印紙 11、180円(←予防接種代とイエローカード発行手数料込の値段)
☑ パスポート または そのコピー
☑ 健康な体
以上です。
収入印紙ってどこで手に入れるの?
予防接種に必要な収入印紙は、一般的には郵便局で売っています。そして、11,180円分の収入印紙を用意しようと思うと、切手のような感じで10,000円の印紙を1枚、1,000円の印紙を1枚、100円の印紙を1枚、50円の印紙を1枚と10円の印紙を3枚用意することになります。
これが理想なのですが、
10円の印紙がなかなか売っていないのです!!
10円の印紙を扱っている郵便局となると、市内、県内の中でも大きな郵便局とか限られたところに行かなければいけないようです。
ですが、そのような手間をかけてきっちり用意する必要もなく。←電話で検疫所に確認
11,200円分の印紙を用意しても受けられるとのことでした。ただし、差額の20円分はかえってこないですよと言われましたが、10円の印紙を探す手間を考えればこっちの方が安上がりだと思って、郵便局で11,200円分買って予防接種にのぞみました。
因みに、収入印紙は一度買ってしまうと払い戻しがきかないようなのでその点は注意しましょう。
黄熱病予防接種当日
予防接種は14時から予約していました。事前に電話で予約した際に、「少し早めに来ておいて下さい」と言われていたので私は30分前に検疫所に行きました。
大阪港の検疫所はビルの5階にありましたが、まず、ビルにつくと、警備を強化しているとのことで、入口の警備員に呼び止められ、用意された紙に黄熱病の予防接種を受けにきたことと、名前、時間を書いて入門証みたいなのをもらって、建物内に入ることができます。
そして、エレベーターで5階まで上がり案内に従って、黄熱病受付と書かれた部屋に入って受付を済ませます。そこで、体調や主な行先などを渡された用紙に記入します(体温計も渡されるので体温も記入)。だいたい5~10分あればかける内容です。
また、事前にホームページから用紙をダウンロードして記入していけばこの作業は省略することができます。
因みに、自分以外にも受けに来ている人は10~20人程度いました。
そして、14時になると隣の部屋(待合室みたいなところ)に行き、一人ひとり順番に予防接種を受けます。
受ける人が大人であれば、もう流れ作業のようにサクサクと予防接種は済みます。
私も1分もしないうちに終わりました。が、接種者の中に子供がいる場合は泣き叫んだりしてかなり時間がかかることがありますが、この検疫所では子供さんを最後にまわす配慮をしていました。
そして、打ち終わると待合室で30分程度待ちます。体調が良くても悪くてもただただ、待ちます。
なので、本などを持っていっておくと有効に時間を使えます。
そして、30分程度経った人から順番(打った順)に呼ばれ、イエローカードの名前の表記などに間違いがないかを確認し、パスポートと同じサインをそこに記入して、予防接種は終了となります。
こちらが、そのときもらったイエローカード↓